道路交通法の違反に対する罰則(罰金・反則金)まとめ②/江別で交通事故治療は、はやしハリきゅう整骨院へ!
江別で交通事故治療に力を入れている「はやしハリきゅう整骨院」です!
運転免許を取得する際には、すべての人が道路交通法の運転ルールを学ぶことになります。
ただ、教習所ではどのような行為が違反になるかを学べても、違反を犯した場合の罰則までは詳しく教えてくれていません。
恐らく、交通違反の罰則は違反内容によって判断されるので、100以上ある罰則をすべて把握するのは難しいからでしょう。
しかし、どんなに安全運転を意識していても、絶対に交通違反を避けられるとは限りません。
予備知識として、最低限の情報は確認しておいた方がよいでしょう!
取締り件数の多い交通違反の罰則
まずは、警視庁が公表するデータで取締り件数が多い交通違反Top5の罰則をご紹介します。
交通違反取締り件数(2018年) |
|||
順位 |
違反内容 |
件数 |
構成率 |
1位 |
一時停止違反 |
129万3,673件 |
21.6% |
2位 |
最高速度違反 |
123万7,730件 |
20.6% |
3位 |
携帯電話使用等違反 |
84万2,199件 |
14.0% |
4位 |
信号無視 |
68万1,645件 |
11.3% |
5位 |
通行禁止違反 |
68万1,389件 |
11.3% |
*最高速度違反
最高速度違反の罰則は、法定速度を何キロ超えたかによって変わってきます。普通車が最高速度違反をした場合の違反金・反則金は以下のとおりです。
超過速度 |
一般道路の罰則 |
高速道路の罰則 |
||
反則金 |
違反点数 |
反則金 |
違反点数 |
|
1~14㎞ |
9,000円 |
1点 |
9,000円 |
1点 |
15~19㎞ |
1万2,000円 |
1点 |
1万2,000円 |
1点 |
20~24㎞ |
1万5,000円 |
2点 |
1万5,000円 |
2点 |
25~29㎞ |
1万8,000円 |
3点 |
1万8,000円 |
3点 |
30~34㎞ |
罰金:10万円以下、または6ヶ月以下の懲役 |
6点 |
2万5,000円 |
6点 |
35~39㎞ |
3万5,000円 |
|||
40~49㎞ |
罰金:10万円以下、または6ヶ月以下の懲役 |
|||
50㎞~ |
*一時停止違反
一時停止違反の罰則は、一時停止の場所が一時停止線・標識前と踏切前のどちらかによって反則金が変わってきます。普通車が一時停止違反をした場合の反則金は以下のとおりです。
一時停止違反をした場所 |
反則金 |
一時停止線・標識前 |
7,000円 |
踏切前 |
9,000円 |
また、一時停止違反の刑事罰は5万円以下の罰金または3ヶ月以下の懲役です。一時停止違反の大半は青切符で処理されますが、反則金の支払いを断って裁判で有罪判決が出た場合は、この罰則が科されます。
*携帯電話使用等違反
携帯電話使用等違反は、取締りを受けた際、周囲に交通の危険(歩行者や他の車両の妨害)を与えていたかどうかによって罰則が変わってきます。普通車が携帯電話使用等違反を犯した場合の罰則は以下のとおりです。
取締り時の状況 |
違反点数 |
反則金 |
刑事罰 |
携帯電話の使用等違反 (交通の危険) |
6点 |
なし ※刑事罰が適用 |
1年以下の懲役または30万円以下の罰金 |
携帯電話の使用等 (違反保持) |
3点 |
|
6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金 |
なお、携帯電話使用等違反として罰せられるのは、運転中に通話機能を利用する、または運転中に携帯を注視(2秒以上画面を見る)した状況です。そのため、信号待ちなど車の停止中に携帯を見ていても処罰の対象にはなりません。
*通行禁止違反
|
違反点数 |
反則金 |
通行禁止違反 |
2点 |
|
警察官通行禁止制限違反 |
2点 |
なし ※ただし【3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金】の刑事罰 |
普通車が通行禁止違犯を犯した場合の反則金は7,000円、刑事罰は5万円以下の罰金または3ヶ月以下の懲役です。通行止めの標識にはいくつか種類がありますが、基本的にはこの罰則が適用されます。
なお、標識ではなく警察官の交通整備による通行禁止を違反した場合には、警察官通行禁止制限違反に該当して5万円以下の罰金または3ヶ月以下の懲役の刑事罰が科されます。警察官通行禁止制限違反には反則金がないので、検挙されれば刑事罰を免れることはできません。
*信号無視
信号無視違反の罰則は、信号が赤色か点滅(黄色信号も含む)だったかによって変わってきます。普通車が信号無視をした場合の罰則は以下のとおりです。
信号の状態 |
違反点数 |
反則金 |
罰金(刑事罰) |
赤 |
2点 |
|
5万円以下の罰金 または3ヶ月以下の懲役 |
点滅 |
2点 |
|
5万円以下の罰金 または3ヶ月以下の懲役 |
よく勘違いされやすいですが、道路交通法上では黄色信号も停止しなければいけません。黄色信号で進行しても許されるのは、安全に停止できない状況に限られるので注意してください。
江別で交通事故治療は、はやしハリきゅう整骨院へお任せください!